藤枝くらシェアを紹介⑥~市民ランサー登録者数増加の裏側について
資格取得ランサー制度で取り組んでいる、「ウェブデザイン技能検定(3級)」の試験が2月21日にありましたが、会場が県外でコロナ禍ということもあり、試験は参加者全員5月に延期することになりました。
2月には資格取得ランサー2期生として新たに11名の市民ランサーが加わり、1期生の6名と併せて総勢17名でコミュニティを運用しています。2期生の市民ランサーの中には、「在宅の仕事をもっと増やしたいと思い参加した」「藤枝に住んでいる利点を生かして藤枝くらシェアの取り組みに参加した。もう一度一から勉強したい」等、とても前向きな姿勢で参加いただいています!
5月の試験を目指して運営もサポートを続けていきます。
また、学習を終えられた1期生が運営と共に2期生のフォローをするコミュニティの場も整っていますので、ますます心強い環境が出来上がりつつあります。
資格取得ランサー制度は、市民ランサーであれば誰でも参加できます!
「参加してみたい!」と思われた方は、まずは藤枝くらシェアにアカウント登録をお願いします。
▼藤枝くらシェア アカウント登録はこちらから
https://fujieda.kurashare.com/
≪広報誌配布で市民ランサー登録者数増加≫
広報誌『広報ふじえだ』と『ふじえ~ら』の1月20日号で、藤枝くらシェアが紹介されました。
『ふじえ~ら』では特集が組まれ、表紙と巻頭ページに運営者2名が画像入りで紹介されました!
嬉しいことに大変大きな反響をいただき、約2週間で新たに36名の市民ランサー登録がありました。
この人数は、市民ランサー総数575名の6%に当たります。
このような結果になったのはなぜか?
スタッフ内で議論したところ・・・
「コロナ禍で働き方に向き合う時間が増えた」
「副業解禁が世の中で浸透しつつある」
「担当者の顔が見えて親近感があった」
「サイトOPEN2年目で認知度が上がった」
「市民ランサー(フリーランス)という働き方に興味がある人が増えた」
「資格取得しスキルアップをしたい人が多くなった」
「新しい働き方にトライしてみようと思った」
と、どの意見も納得できるものでした!
≪研究結果から見る市民を動かすメディアミックスとは≫
今回の反響を受け、事務局内で様々な議論を行う中で
「もしかすると、地方はまだまだ紙媒体の存在が必要なのかもしれない」
と仮説を立て、それを研究している論文はないかと探しました。
その中で面白い研究結果を見つけたので、ご紹介させていただきます。
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↓こちらをクリック
地方自治体からの住民向け情報のメディアミックスの現状と課題
2015年5月30日~5月31日 日本大学津田沼キャンパス
有馬昌宏
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この研究は2014年に「自治体からのソーシャルメディアによる情報発信に関するウェブ調査」として、男女比率はほぼ等しく、20代〜70代にアンケートを実施したものです。(有効アンケート数:5,005件)
論文内容は自治体が発信する情報の入手状況の比率を調べたもので、結果は以下の通りでした。
広報誌:「毎月、目を通す」「ほぼ毎月、目を通す」/61.7%
チラシ(回覧板・新聞折込):「いつも目を通す」「ほとんど目を通す」/56.1%。
ホームページ:「ほぼ毎日見る」~「1ヶ月に1回程度見る」/29.1%
また、論文上の図解で示されているように、広報誌とホームページの閲覧状況の関係性を見ると、ホームページが広報誌などの紙媒体を代替えするような活用法をしていないことが分かります。
また、コンテンツ毎にメディアを選択している特徴も見られました。
例えば震災の場合は、リアルタイムに状況を知ることができるSNS(TwitterやFacebook)を閲覧し、地域のイベント情報は広報誌を閲覧している、といった内容です。
この結果から分かるように、紙媒体とWEBを使い分けることは非常に重要なことではないでしょうか。
今回の藤枝くらシェアの取り組みもメディアミックスをさせて情報発信した結果、多数の市民ランサー登録の獲得に繋がったと予想されます。
藤枝くらシェアでは、今後も市民ランサーの募集と知名度を上げる取り組みを続けていきます。
メディアミックスは藤枝くらシェアで支援することも可能なため、ご興味のある企業様はお気軽にお問合せください。
【藤枝くらシェア お問合せ先】
BiVi窓口対応時間:平日9時-17時
メール: info@f-ict.biz